新型コロナ対応 学校休業時の支援見直し 両立助成金に特例 厚労省・令和5年度

厚生労働省は令和5年度、新型コロナウイルスの影響を受けている子育て中の労働者に対し、特別休暇を与える事業主向けの助成制度を見直す方針。

今年3月までの休業を支援対象としている小学校休業等対応助成金に代わり、両立支援等助成金(育児休業等支援コース)に「新型コロナウイルス感染症対応特例」を設定。

臨時休業した学校に通う子どもの保護者や、感染した子どもの保護者を対象に有給休暇制度を整備し、実際に取得させた企業に対して1社につき最大100万円を支給する。テレワークなど、学校の休業時でも勤務できる両立支援の仕組みの整備も要件とする。

コメント:兼ねてより、小学校休業等対応助成金の申請は、かなり簡易にすることができました。申請書を作成していて、誰でも迷うことなく申請できるように考えられた内容や、わかりにくい表現を極力削る意識が、申請書を通して感じられました。コロナ騒動から並行するようにできたこの学校休業の助成金ですが、利用する事業所は多かったように思えます。まだまだ収束しない新型コロナウィルス感染症ですが、新しくできる助成金も、前回の助成金を踏襲し、誰でも利用でき易いように変更されればと願っています。

出典:労働新聞社https://www.rodo.co.jp/news/144748/