医療費 高齢者自己負担10月から2割に
政府は一定の所得のある後期高齢者の医療費の自己負担割合を、令和4年10月から2割に引き上げると決定しました。
後期高齢者の医療費の自己負担については、現役世代の負担軽減の観点から、経済団体や被用者保険の保険者から、早期引上げを求める声が多数挙がっていました。
現在の医療費の負担割合はおおまかに下記のようになっていて、昨年6月に成立した改正高齢者医療確保法では、10月から令和5年3月までの間に引き上げると定めていました。
・健康保険・・・3割
・健康保険(70~74歳)・・・2割※
・後期高齢者(75歳~)・・・1割※
※いずれも現役並み所得者は3割