キャリアアップ助成金 社保適用コースの周知強化 最賃引上げも影響 都道府県労働局

今年10月から、短時間労働者に対する社会保険の適用範囲が拡大したのに伴い、都道府県労働局がキャリアアップ助成金の「社会保険適用時処遇改善コース」の周知を強めている。秋田労働局(山本博之局長)は、基本的な知識に関する質問が多いことから、9月には助成金の説明会をオンラインで開催した。「地域別最低賃金の大幅引上げも影響し、9月頃から助成金に関する申請や問合せが急増している」(同労働局職業安定部)とし、年度内に再び実施する予定。愛媛労働局(常盤剛史局長)では県内事例を動画にまとめ、労働者との面談方法などを紹介している。

コメント:キャリアアップ助成金は助成金の中で知名度が高く、多くの企業が利用しています。社会情勢に合わせてこの助成金の中身も変更され続けており、息の長い助成金になります。助成金全般に言えるのですが、解釈が難しかったり、申請までの準備が長期間にわたる為、管理が大変だったりするので説明会を開いて周知する動きはとても助成金の幅広い利用のためにも、とてもいい動きだと思います。

【出典】

記事タイトル:キャリアアップ助成金 社保適用コースの周知強化 最賃引上げも影響 都道府県労働局

機関名:労働新聞社

掲載年月日:令和6年10月3日

Webサイト名:労働新聞社HP

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参照年月日:2024年10月3日